OpenClaw完全ガイド
【AIに働かせる時代が来た】

ガガロットAI

約14,500字 ・ 完全版

AIが自律的に動く時代が来た オラはこのシステムで完全自動で800万再生を獲得した

今回紹介するのは、OpenClawというAIエージェントに 「ミッションコントロール」という管理画面を作らせるシステムだ。

OpenClaw単体だと、普通のAIエージェントとあまり変わらない。

でも、ミッションコントロールという管理画面を作ってやると、完全に別次元の存在になる。

何がすごいって、AIが自分で考えてタスクをこなし、仕事を自律的に終わらせてくれること。しかも、その過程が全部可視化されているから、今何をやっているか一目でわかる。

今回は、このOpenClawミッションコントロールの全貌を解説していく。

OpenClawって何?なんでミッションコントロールが必要なの?

まず基本から説明する。

OpenClawは高性能なAIエージェントだが、単体だと「ただのチャットボット」的な使い方になりがち。

でも、ミッションコントロール(Mission Control)という専用の管理画面を作ると、一気に「自律型AIワーカー」に変わる。

ミッションコントロールの役割

ミッションコントロールは、簡単に言うと:

この機能を持った「AIの司令塔」だ。

AIエージェントたちが独自にメインのAIに質問しながら、実際のタスクを遂行してくれる。ミッションコントロールがあるからこそ実現できることだ。

技術スタック:NextJS + Convex

使う技術は:

この組み合わせがかなり優秀で、リアルタイムでデータが更新されるし、UIも軽快に動く。

そして重要なのが、自分でコードを書く必要がないという点。OpenClawに「これ作って」と指示するだけで、勝手にコードを書いて実装してくれる。

ツール①:タスクボード - AIの仕事を完全可視化

最初に紹介するのがタスクボードだ。これが一番重要な機能になる。

なぜタスクボードが必要なのか

AIエージェントを放置していると「今何やってるの?」という状態になりがちだ。

タスクボードがあれば:

実際に、タスクボードを導入した翌朝に起きたら、AIが複数のタスクを自動で完了させていたという事例がある。タスクボードがあるからこそAIが主体的に動けるということだ。

タスクボードの構成

基本的な構成はシンプルだ:

カラム 説明 Todo これからやるタスク In Progress 今やっているタスク Done 終わったタスク 担当者 自分 or AI

シンプルだが、これがあるだけで、AIは「これは自分がやるタスクだ」と理解して動いてくれるようになる。

実装プロンプト

実際にOpenClawに作らせる際はこう指示する:

タスクボードを作ってください。 すべてのタスクのステータスと担当者(私 or あなた)を 表示できるようにしてください。 今後、あなたが取り組むタスクは全てこのボードに登録し、 リアルタイムで更新してください。

これだけで、OpenClawがNextJSでタスクボードのUIを実装してくれる。

ツール②:コンテンツパイプライン - 自動でコンテンツ量産

次はコンテンツパイプラインだ。コンテンツクリエイターには特に重要な機能。

コンテンツ制作の自動化フロー

コンテンツ制作は工程が多い:

  1. アイデア出し
  2. スクリプト作成
  3. サムネイル制作
  4. 撮影/編集
  5. 投稿

この全工程を手動でやっていると、時間がいくらあっても足りない。コンテンツパイプラインを作ると、AIが自動で各工程を進めてくれる

コンテンツパイプラインの運用例

実際の使い方はこうだ:

  1. アイデアを「Idea」カラムに入力する
  2. 1日1回、AIがスクリプトを自動生成
  3. ローカルの画像生成AIがサムネイルを自動作成
  4. 「Filming」カラムに移動して、撮影待ち状態になる

アイデアさえ投入すれば、あとはAIが各ステージを自動で進めてくれる。

コンテンツパイプラインのカラム構成

カラム 役割 Ideas アイデアのストック Script スクリプト作成中 Thumbnail サムネイル生成中 Filming 撮影待ち Editing 編集中 Published 公開済み

パイプライン化することで、どの段階で詰まっているかも一目でわかる。ボトルネックの発見と解消が楽になる。

実装プロンプト

コンテンツパイプラインツールを作ってください。 コンテンツ制作の全ステージを管理できるようにしてください。 アイデアの編集、フルスクリプトの記入、画像の添付ができるようにしてください。 このパイプラインを私と一緒に管理し、可能な限り追加作業をしてください。

ツール③:カレンダー - AIのスケジュール管理

3つ目はカレンダー機能だ。これが最も重要なコンポーネントと言っても過言ではない。

なぜカレンダーが最重要なのか

AIを使っていると、こういった問題が発生しがちだ:

これは全て、カレンダーがないことが原因だ。

OpenClawにはメモリ機能はあるが、スケジュール管理が弱い。だから「あとでやっておいて」と言っても、忘れられることがある。

カレンダー機能を追加すると、AIのスケジュールタスクが全て可視化される。ちゃんと実行されているかどうかが一目でわかるようになる。

カレンダーに表示される情報

これらが全てカレンダー上に表示され、AIが「何をいつやるか」が明確になる。

実装プロンプト

ミッションコントロールにカレンダーを作ってください。 あなたのスケジュールされたタスクとCronジョブが全て表示されるようにしてください。 私がタスクをスケジュールするたびに、カレンダーに登録して、 正しく実行されているか確認できるようにしてください。

カレンダーがあると、AIが「明日の10時にこれを実行します」とカレンダーに登録してくれるので、管理が格段に楽になる。

ツール④:メモリ画面 - デジタルライフの完全ログ

4つ目はメモリ画面だ。これを追加することで、OpenClawの価値が大幅に上がる。

OpenClawのメモリ問題

OpenClawは会話の内容を「メモリ」として保存してくれるが、問題はどこに保存されているか分かりにくいという点だ。

通常、メモリはMarkdownファイルとしてPC内に保存されるが、それだと:

こういった問題が出てくる。

メモリ画面で解決できること

メモリ画面を作ると:

「あの時AIに何を指示したっけ?」という場面で、キーワード検索をすればすぐに見つかる。

メモリ画面のUI構成

これだけで、デジタルライフのセカンドブレインとして機能するようになる。

実装プロンプト

ミッションコントロールにメモリ画面を作ってください。 全てのメモリを美しいドキュメントとしてリスト表示してください。 また、全てのメモリを素早く検索できる検索コンポーネントも実装してください。

ツール⑤:チーム画面 - デジタル組織の構築

5つ目はチーム画面だ。AIを「組織」として管理するという考え方が重要になる。

OpenClawを「会社」として扱う

OpenClawを最大限活用する方法は、それを実際の会社として扱い、エージェントを従業員として扱うことだ。

AIエージェントをただのツールとして使うと「単発の作業をこなすだけ」になる。しかし、組織として構築すると役割分担ができ、効率が大幅に向上する

サブエージェントの役割分担

チーム構成の例:

エージェント名 役割 メインAI(ボス役) 全体の統括、タスクの割り振り Developer コード開発 Writer ライティング Designer デザイン制作 Researcher リサーチ・情報収集

それぞれのエージェントに専門性を持たせることで、タスクの品質と効率が上がる。AIエージェントを「部署」として分けると、仕事の進み方が変わる。

チーム画面のUI

チーム画面には:

これらが表示される。「このタスクはDesignerに任せよう」という形で、明確に指示できるようになる。

実装プロンプト

チーム構造画面を作ってください。 あなた(メインエージェント)と、定期的に起動するサブエージェントを全て表示してください。 まだサブエージェントを考えていない場合は、作成して役割と責任で整理してください。 例として、開発者、ライター、デザイナーなどを含めてください。

ツール⑥:オフィス画面 - AIの動きを可視化

最後はオフィス画面だ。実用性と視認性を兼ね備えた機能。

オフィス画面のコンセプト

オフィス画面は、各エージェントを「アバター」で表示して、誰が何をやっているか可視化する機能だ。

AIエージェントが仮想オフィスで働いている状態を視覚的に確認できる。

なぜ可視化が重要か

AIが動いている様子を可視化することで、「今AIが何をやっているか分からない」という不安がなくなる。動きが止まっていると気づいたら、すぐに指示を出せる。

オフィス画面の機能

誰が何をやっているか、一目で把握できる。

実装プロンプト

デジタルオフィス画面を作ってください。 各エージェントが働いている様子を確認できるようにしてください。 エージェントは個別のアバターで表現され、それぞれの作業エリアとコンピューターを持っています。 作業中はコンピューターの前にいる状態にしてください。 全てのチームメンバーのステータスを素早く確認できるようにしてください。

実装の流れ:ゼロから作る手順

実際にどうやって作るのか、手順を解説する。

ステップ1:OpenClawのセットアップ

まず、OpenClawをインストールして起動する。公式サイトからダウンロードして、通常のセットアップをすればOKだ。

ステップ2:ミッションコントロールの初期設定

OpenClawを起動したら、こう指示する:

私のために「Mission Control」という名前のNextJSアプリを作ってください。 データベースはConvexを使用してください。 これから、タスク管理、コンテンツパイプライン、カレンダー、メモリ管理、 チーム管理、オフィス画面の6つの機能を追加していきます。

これで、基本的なNextJSプロジェクトが生成される。

ステップ3:各ツールを順番に追加

6つのツールを1つずつ追加していく。推奨順序は:

  1. タスクボード(最優先)
  2. カレンダー(2番目に重要)
  3. メモリ画面(3番目)
  4. チーム画面
  5. コンテンツパイプライン(必要に応じて)
  6. オフィス画面

この順番で作ると、段階的に機能が充実していく。

ステップ4:カスタマイズ

全部作り終わったら、自分の用途に合わせてカスタマイズする。例えば:

こういった改良を重ねていけばいい。

実際の効果:AIが自律的に動く環境の価値

このシステムを実際に構築した場合、以下のような変化が起きる。

AIが勝手に稼ぐ瞬間の可視化

タスクボードとカレンダーを連携させると、AIが自動でタスクをこなして成果を上げる様子が可視化される

朝起きたら、AIがライティングのタスクを複数終わらせていた、という状況が実現できる。

AIエージェント間の連携

複数のAIエージェントが「メインAI」に質問しながら それぞれのタスクを遂行するシステムを作ると、 以下のような連携が生まれる:

この流れで、完全に自律的に動くシステムが実現できる。

人間とAIの役割分担

正直なところ、単純作業に関してはAIで完全に自動化できる。品質も実用レベルだ。

ただし、戦略的な判断やクリエイティブな発想はまだ人間の方が強い部分がある。

理想的な役割分担は: